寒くなってきたためでしょうか、湯たんぽによる火傷の患者さんが増えてきました。
湯たんぽは、寝るときには、寝具からだして利用していただくことが注意喚起されています(消費者庁ホームページにリンクします)が、ついつい、寝てしまってやけどしてしまうことが少なくありません。
水ぶくれや赤みと痛みの症状で気が付かれることが多いです。
湯たんぽによる火傷は、低温熱傷(低温やけど)であり、深いやけどになることが特徴的といえます。
でも、湯たんぽによる火傷であれば、湿潤療法で治療して治すことができます。基本的に、湯たんぽによる火傷で皮膚移植の手術が必要になることは、まずありません。
http://www.wound-treatment.jp/(夏井先生のホームページにリンクします)