治療
根治的な治療方法は、手術による摘出になります。
袋状のできものですから、それをきれいに摘出することになります。
方法としては、くりぬき法や、切除・摘出・縫合する方法などあり、その粉瘤に適した治療が必要です。
当院での考え方
粉瘤であれば、顔も含めてどこでもできる可能性があります。
粉瘤の治療においては、
- 粉瘤をきちんと摘出すること
- その際の傷跡はできるだけ小さくすること
が大事であると考えます。
先に記載しましたような、化膿がある場合は、その後の根治治療を考慮した治療方針が望ましいと思います。
よくある質問
化膿したみたいで、痛みがあります。
痛みがある場合でも、はじめて痛みがでたときには、粉瘤の治療も一緒にできることが多いので、はやめに診察を受けてください
他院で抗生剤を処方してもらったけど、だんだん痛くなりました
抗生剤だけでは対応できない状況になっていますので、切開処置や手術治療を受けていただくことがよい状態かと思いますので、早めに診察を受けてください。
自然に消えますか
粉瘤であれば、自然には消えません。 治療は手術になります。
他院で、悪いものでないから、様子を見てよいといわれました。
粉瘤は良性ですが、化膿することがあります。 化膿すれば腫れて痛みがでるので、治療をお考えであれば、その前に治療がよいでしょう。
また、化膿しなくても、粉瘤は徐々に大きくなってくることが少なくないので、気になった段階での治療がよいと思います。
診察の当日に手術はできますか
できるだけ対応していますが、粉瘤の大きさ、予約状況によっては別のお日にちでお願いさせていただくことがございます。