自毛植毛

自毛植毛とは

自分の髪の毛を、薄毛・脱毛が気になる部分に移植する方法です。

後頭部や側頭部の毛根は、男性型脱毛症においても男性ホルモンの影響を受けずに抜けにくい特長がありますので、その部分の毛髪を希望する部位へ移植します。

「自毛植毛」はこの毛根を増毛したい部位に移植することにより、自分の髪をよみがえらせることができます。
男性型脱毛症だけでなく、女性の脱毛症、頭部の傷跡、眉毛が薄い方、性毛が薄い方にも行うことができます。
採取した部分は形成外科的に縫合しますので キズアトは目立ちません。
移植する毛髪は自身の毛根であるため、生着後は生え続け、メンテナンスは不要です。

当院がおこなう移植(植毛)

当院では形成外科専門医が、ニードル法にて手術を行います。
この方法は従来の方法に比べ、出血や瘢痕形成が起こりにくく、生え際や毛流・皮毛角を調節できるため自然な仕上がりが期待できます。

ニードル法

ニードル法は、特殊な植毛器具を用いて「グラフト」=「株」を一つづつ植え込みます。
頭皮の傷口が小さく、角度や方向、間隔も自在に調整できます。仕上がりがとても美しいので生え際のように繊細さを求められる部位には特に適している方法です。

また、あなたの毛根を無駄なく活かすために機械は使いません。
機械を用いた株分けは早く処理することが出来ますが、その際に、数多くの毛根がダメージを受けてしまうため広い面積を採取しても貴重な毛根を無駄にしてしまいます。

当院では、熟練した技術者の手作業により毛根を1本づつ分け、
形成外科専門医が最先端の植毛法により1本づつ丁寧に植毛します。

植毛治療

リスク・副反応

手術後の腫れ・赤み・内出血。
体質や術後の管理、手入れ等、個人差によって大きく左右されることがありますので、定着率を予測することはできません。正しいアフターケアを怠ると定着が悪くなったり、また希に発赤、炎症を生ずる場合があります。

自毛植毛治療の内容

STEP
ドナーの採取

男性ホルモンの影響をうけにくい後頭部~側頭部から毛髪を採取します  。(ドナーの採取)

採取した部位は、ただちに縫合して閉鎖します。
専門的形成縫合により採取部位の傷跡は目立ちません。

STEP
株分け

採取したドナーは、毛根を傷つけないように一本一本丁寧に株分けします。  (グラフトの作成)

STEP
グラフトの移籍

あらかじめ決めたデザインに、一本一本グラフトを移植していきます。

植える部位によって、毛髪の生える方向、角度など微妙に調整し、より自然な仕上がりが期待できます。

Choi式植毛器の最大の特徴は、移植のための穴を開ける作業と移植毛の挿入が同時に行える点で、出血が少ない、痕が残りにくい、生着率が高い
という利点を持つことです。